"完璧な女"デミ・ムーア(61)は「老いていく自分」をどう受け入れた? 見知らぬ人からの"一言"が鍵に?率直に明かす
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』など数々のヒット作に出演し、ハリウッド俳優として活躍してきたデミ・ムーア(61歳)。彼女は最新のインタビューを通して、数年前に見知らぬ人から言われた他愛のない一言によって、自身の完璧ではない部分や老いていく体を受け入れる助けになったと明かした。 【写真】努力のたまもの...!デミ・ムーア、鍛え上げられた美ボディでビキニを着こなすショットが話題に
歳を重ねる自分を受け入れられるようになった理由
先日『Variety』誌のインタビューに応じ、第77回カンヌ国際映画祭で絶賛された『The Substance(原題)』や、年齢を重ねることについての胸の内を明かしたデミ・ムーア。 同誌のインタビュー中、スタイリストから自身の写真を含むメールを受け取った彼女は、落ち着かない様子だったたためインタビュアーがどうしたのかと質問すると、こう答えたという。 「私は完璧ではない。時々、こうやって写真を見て『老けたな』って思ったりするし。でもその感情に対処する方法を学んだの」対処する術をどのように学んだのかと聞くと、見知らぬ人からの他愛のない一言が年齢を重ねていく自分を受け入れる助けになったと明かした。 「その瞬間の感情をしっかりととらえて、切り替えること。昔、見ず知らずの人に言われた言葉が心に残っていて。彼女は私に『あなたは決して十分ではない』とはっきり言ったの。『あなたは決して十分ではないけれど、一度ものさしで測ることをやめれば自分の価値がわかるようになる』ってね」 またデミは、演じたい役柄に挑戦したり、興味のあるキャリアを歩むことを年齢を理由に諦めてはいないとも語っている。 「先入観や限界に挑戦することが、私のキャリアの最大のテーマのひとつ。 自分の年齢に基づいてストーリーが決められるのとは対照的に、私は自分のストーリーを書いているところなの。特定の外見や行動はしてはいけないなんて誰が言った? 昔の60代とは違う。私の中にはそう考えながらも楽しんでいる部分がある」 「特にキャリアにおいて40代は今よりも多くの困難を抱えていて、当時私をどう扱えばいいのかは誰にもわからなかった。周りから母親でもあると気持ちよく認識してもらえるような40歳ではなかったし、私の居場所なんてなかった」