「全てのレベルを上げて4連覇に貢献したい」プロ野球・オリックス佐野皓大選手が来季へ決意
大分県佐伯市出身でプロ野球・オリックスの佐野皓大選手が年末恒例となる故郷での自主トレを始めています。レギュラー定着を目指すとともに、代走など途中出場でも結果を出せるよう準備を重ねたいと来季への意気込みを語りました。 【写真を見る】佐野皓大選手(オリックス) 大分高校出身でオリックスバファローズ9年目の佐野皓大選手はシーズンオフに入り、故郷の佐伯市で自主トレを始めました。初日の12月20日はノックやバッティングで軽く汗を流しました。 (オリックスバファローズ・背番号41・佐野皓大外野手)「帰ってくると落ち着くし、一気に疲れがストンと落ちますね。毎年やっているし、最近は施設も貸してもらえるようになってすごく充実しています」 チームはリーグ3連覇を果たしましたが、佐野皓大選手は、今シーズン47試合に出場し、36打数6安打1本塁打で打率1割6分7厘に留まり、1年を振り返り悔しさをにじませました。 (佐野皓大外野手)「全然何もできなかった1年でしたね。途中から出ることが多かったので難しさは今でも感じていて、慣れない部分は多い。来年もそこが一番になるとは思うが、最初から使ってもらえるくらい信頼されるようにすべてレベルアップしていきたい」 出場数こそ半減したものの、盗塁数は去年と同じ5つ。代走で着実にアピールしました。 ■「力をつけて4連覇に貢献したい」 (佐野皓大外野手)「去年より成功率はあがっているが数は年々減っている。盗塁・代走の場面で足が使えている手応えはあって、一番走った年から数は減っているが、その時の感覚に近づいています」 来季は広島から西川龍馬外野手が加入し、レギュラー争いが白熱することは間違いありません。レギュラー定着を見据えつつも、代走など途中出場で結果を出せるようあらゆる準備を重ねます。 ー来年に向けて強化したい点は (オリックスバファローズ・背番号41・佐野皓大外野手) 「全体的ですけど、特に打撃、そして守備。もっともっとレベル上げていかないと1軍にはいられないと思う。ここでしっかり力をつけて来年また4連覇に貢献できるように頑張りたいと思います」
故郷・佐伯市での自主トレは12月28日まで一般公開されています。 また、自主トレには、元オリックスで大分B-リングスでプレーしていた白崎浩之さんの紹介で、大分B-リングスを今年で退団した、林田颯真選手、火の国サラマンダーズ・山口嶺生選手も参加し快音を響かせました。 〇佐野皓大・外野手(27歳・1996年9月2日生まれ) 佐伯市出身で、大分高校から2014年ドラフト3位でオリックスバファローズに入団。2018年に投手から外野手に転向すると、快足を活かして頭角を現した。 2022年は自己最多78試合に出場し、日本シリーズ第4戦で1番・センターで先発
大分放送