今週末は続々と梅雨入りへ 今年の梅雨はメリハリ型 警報級大雨と猛暑が隣り合わせ
今年の梅雨 メリハリ型 警報級大雨と危険な暑さが隣り合わせ
今年は沖縄・奄美や九州南部など、梅雨入り早々に記録的な大雨となりました。沖縄県那覇市では6月17日までの30日間雨量が990.0ミリと平年の3倍以上の大雨となっています。 今年の梅雨はメリハリ型。降る時は警報級の大雨となり、梅雨の晴れ間になると真夏日続出、猛暑日続出となりそうです。 1か月予報では、平均気温は全国的に平年より高く、降水量は西日本を中心に平年並みか多い予想です。その他の地域でも、前線の活動が活発になると、短期間で大雨になる恐れがありますので、今後の情報に注意が必要です。 また、昨年の春から続いていたエルニーニョ現象は終息。今後、秋にかけて平常の状態が続く可能性もありますが、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高くなっています。ラニーニャ現象が発生すると、日本は猛暑となることが多いため注意が必要です。 ※真夏日:最高気温30℃以上、猛暑日:最高気温35℃以上
日本気象協会 本社 福冨 里香