森永卓郎氏 「ふてほど」大賞に納得いかず「もっとバット振り抜けよ!」
がん闘病中で経済アナリストの森永卓郎氏が3日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」で、前日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」で「ふてほど」が大賞となったことに「いかがなものか」「もっとバットを振り抜け」と不満をもらした。 この日は前日に発表された「新語・流行語大賞」が話題に。大賞はTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」で、あいさつに立った主演の阿部サダヲも、自分たちが「ふてほど」と言ったことはないと言い、笑いを誘っていた。 森永氏は「『ふてほど』っていう言葉を使った日本人、多分数%しかいないと思う」と言い「阿部サダヲさん自身も(ふてほどと)使ったことがないって言ってて、それを年間大賞って、いかがなものかと思って。どんどん世間とずれていて」と主張。自分が選ぶのであれば「間違いなく『103万円の壁』」と言ったが、これには垣花が「103万円の壁」は最近になって一気に盛り上がってきたことから「難しい」と注意した。 だが森永氏は「なんか、政治的なものを避けてるんじゃないかっていう気がして仕方が無い」とも言い「去年だって、私は増税クソメガネを押したけど、箸にも棒にも引っかからなかった。なにか、もっとバットを振り抜けよ!と私は言いたい」と納得いかない様子。 垣花は「コンプライアンス遵守が行きすぎている中で、言葉ってもっと自由でいいでしょう?っていう、選考委員の方達の未来への希望というか、言葉を自由にしてくれという思いが…」とフォローするも、森永氏は「ならなおさらのこと、コンプラに引っかかるぐらいのを持ってくれば」と訴えていた。