バスケットボールＢ１の宇都宮ブレックスは１８日、宇都宮市役所を訪れ、２年後にスタートするバスケットボールの新しいリーグ「Ｂ．ＰＲＥＭＩＥＲ（プレミア）」に参入が決定したことを佐藤栄一市長に報告しました。 宇都宮ブレックスの運営会社の藤本光正社長は１８日、宇都宮市の佐藤栄一市長を表敬訪問して、２０２６年から始まるバスケットボールの国内最上位のリーグ「Ｂプレミア」への参入が決定したことを報告しました。 藤本社長は「最も審査基準の厳しい一次審査を通り、参入が決定しました。ブレックスアリーナの改修など柔軟に対応いただいて、今回の決定にいたり本当に感謝しています」と述べました。それに対し、佐藤市長は「まずは、ほっとしています。引き続きチームの勝利に向けて、また、新アリーナも見据えて支援します」と応えました。 Ｂプレミアは、クラブの売上高が１２億円以上で平均入場者は４０００人以上、それに５０００人以上を収容できるアリーナを設置するという審査基準を設けました。宇都宮ブレックスは、今年６月期の決算で、売上高が過去最高のおよそ２４億円、平均入場者数が４７４１人と、２年連続で基準をクリアしています。アリーナについてはクラブと宇都宮市が、ブレックスアリーナを改修することで対応しました。 藤本社長は「クラブが成長を続けていくことで、初めて地域に貢献できる存在になれる」とした上で「新アリーナの存在は重要で、引き続き検討していきたい」としました。