ソフトバンクに見る短期決戦の戦い方【立浪和義の超野球論】
短期決戦は初戦
CSファイナルステージ第1戦は西武のちぐはぐな攻撃が目立った/文中の栗山の三振シーン
締め切りの関係で、日本シリーズの結果は3戦目までしか分かりませんが、パの2位からCSを勝ち上がったソフトバンクが、セの王者・巨人相手に3連勝をしています。3試合ともやや一方的な展開となり、ソフトバンクの強さが際立つ展開となっていますが、今回はCSファイナルから感じているソフトバンクの強さについて書いてみたいと思います。 リーグ2連覇の西武は今季も強力打線が看板でしたが、対するソフトバンクは終盤になって柳田悠岐選手らケガ人が戻り、何より直前にファーストステージで楽天を撃破した勢いがありました。戦力的には、ほぼ互角だったと思います。 西武の最大の不安は公式戦最終戦からの12日の空白だったと思います。1勝のアドバンテージがあるとはいえ、これだけ実戦から離れると、どうしても実戦勘が薄れ、戦い方を難しく考えてしまいがちです。しかも・・・
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週刊ベースボール