月10万円の住宅ローンを組んだ直後に「転勤命令」が! 家族を残して「単身赴任」するしかない? 賃貸に出すのはNGなの? 注意点と対処法を解説
自宅を賃貸に出すと住宅ローン控除が受けられない
自宅を賃貸物件として貸し出した場合は住宅ローン控除が受けられないため、本来なら控除される各種税金を支払う必要があります。ただし、家屋の所有者が単身赴任などのやむを得ない事情で生計を同じくする親族と住んでいなくても、配偶者や扶養家族が住んでいるなら住宅ローン控除の対象です。 ここでポイントになるのが配偶者や扶養家族が住んでいることであり、転勤に伴って一緒に引っ越す場合は条件を満たさなくなります。 そのため、賃貸物件として自宅を貸し出すことは配偶者や扶養家族が住んでいないということで、住宅ローン控除は受けられません。細かい内容は税務署や税理士などの専門機関に相談して、正しい方法で処理してください。
まとめ
住宅ローンを組んだ後に転勤命令が出されるケースは珍しくないため、家族を残して単身赴任するか家族全員で引っ越すか選択しなければなりません。家族を残して単身赴任するなら住宅ローンはそのまま継続されますが、家族全員で引っ越すなら金融機関に相談してアドバイスをもらうことが大切です。 出典 国税庁 No.1234 転勤と住宅借入金等特別控除等 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部