＜ロ・ソ＞力投するソフトバンク先発・有原（撮影・村上　大輔）

　◇パ・リーグ　ソフトバンク4ー2ロッテ（2024年4月23日　ZOZOマリン） 　ソフトバンクの有原航平投手（31）が23日のロッテ戦に今季4度目の先発。9回107球、2失点。許した安打はわずか3と圧巻の投球で今季初完投。開幕戦以来となる2勝目を挙げ、ロッテ戦の連勝を9に伸ばした。 　4回まで完璧なピッチングを披露。ストライク先行の“省エネ”で腕を振った。5回に山口、7回にポランコに一発を浴びたものの、相性の発揮した。 　7月25日のオリックス戦（京セラD）以来の完投勝利。「本当に気持ちいいです。今日はコントロールが一番良かった」とうなずいた。 　9回2死一塁では、前の打席で本塁打を許したポランコを打席に迎えた。「抑えるしかないので、（投手コーチの）倉野さんに任せたと言われたので、絶対三振とるという気持ちでいった」と気持ちで負けなかった。 　ロッテ・佐々木朗との投手戦。打線の援護に助けられ、「めちゃくちゃ投げやすかった。ありがとうございます」と感謝を口にした。 　有原はロッテに対し、日本ハム時代の19年5月30日（札幌ドーム）からレギュラーシーズン8戦8勝中で、昨季も3戦3勝。昨年はCSファーストS第2戦でも6回1失点で勝利を挙げていた。 　チームは3試合ぶりに勝利し、首位をキープした。