放火の疑いで逮捕の消防団員が懲戒免職に 消防団は今後ストレスケア研修など実施(山形・酒田市)
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酒田市の施設に火をつけたとして酒田市消防団の副分団長の男が逮捕・起訴された事件で、酒田市消防団がきょう会見を開き、きのう付けで男を懲戒免職処分にしたと明らかにしました。 【写真を見る】放火の疑いで逮捕の消防団員が懲戒免職に 消防団は今後ストレスケア研修など実施(山形・酒田市) 酒田市消防団第1分団副分団長の田賀一稀被告(27)は、先月30日の夜に、酒田市公園会館の外壁に灯油をまき、ライターで火をつけた疑いで逮捕され、その後、起訴されています。 また、田賀被告は市内の空き家に放火したとして、再逮捕されていて、警察は、市内で相次いでいるほかの不審火との関連も調べています。 「市民のみなさまに深くお詫びを申し上げます」 酒田市消防団は、消防団員にふさわしくない非行で、信用を著しく失墜させたとして、田賀被告をきのう付けで懲戒免職処分にしました。 酒田市消防団 伊藤千秋 第1分団長「(きのうの接見で)頭を坊主刈りにしていて、うつむき加減で懲戒処分の団長からの話を聞いて、低い声で『分かりました』とうなずいていた」 田賀被告は警察の調べに対し「仕事や消防団の活動でストレスがあった」などと話していることがわかっていて、このことに質問が及ぶと。 酒田市消防団 伊藤千秋 第1分団長「(田賀被告に対して)不満もなかったし、活動もしっかりやっていたので(問題となるような言動などは)見受けられなかったし、今もまだそういう気持ち」 酒田市消防団では今後、再発防止に向けて、およそ1570人の全ての団員に活動への不満など広く意見を募るアンケートを実施することや、班長以上の団員には、綱紀粛正やストレスケアに関する研修会を行うとしています。
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