ブレイキンやスケボーで躍動 常盤通りでウベ・アーバン・スポーツ・フェス【宇部】
宇部市主催のウベ・アーバン・スポーツ・フェス2024は29日、常盤通り(国道190号)の特設会場で開かれた。ブレイキン、スケートボードなどの体験会やパフォーマンスの披露があり、7000人(主催者発表)がプロの技を目の前で見たり、体を動かしたりしてアーバンスポーツの魅力を体感した。 市街地の活性化や常盤通りのウオーカブル化に向けて、昨年に続いて開催。市役所前交差点-松山1丁目交差点間を封鎖して会場を設け、各種スポーツ体験や飲食、音楽を楽しんだ。 音楽に乗せて体のあらゆるところを使ったアクロバチックな動きを繰り広げるブレイキンの体験会では、子どもたちがプロを手本にしながら、一つ一つの動きを習得していた。パルクールのコーナーでは障害物の上に飛び乗ったり、乗り越えたりして体の基礎能力を伸ばした。3×3(3人制バスケットボール)では子どもたちが次々にシュートを放ち、プロからアドバイスを受けていた。 交互に回る2本のロープの中で跳びながらダンスやアクロバットをするダブルダッチのステージには、来場者が飛び入り参加。技を習って、観客たちの前で披露した。 ステージに立った吉冨陽太君(出合小5年)は「緊張したけど、水泳を習っていて、体を動かすのは大好きなので、盛り上げようと思って笑顔で跳んだ」と感想を語った。 パリ五輪で活躍したブレイキンのShigekix選手、スケートボードの中山楓奈選手のトークショーにも多くの人が集まった。キッズエリアやフードフェスのコーナーもにぎわっていた。