本吉、岸氏の争い 羽咋市長選告示、10月6日投開票
任期満了に伴う羽咋市長選は29日告示され、前市議で新人の本吉典子氏(42)=無所属、滝町=、再選を目指す現職の岸博一氏(69)=無所属、旭町=が順に立候補を届け出、両氏による選挙戦に入った。投開票は10月6日に行われる。 本吉氏は現市政の地震からの復興対応が不十分だと指摘し、市民との対話を重視したまちづくりを進めると訴える。 岸氏は子育て施策の充実や定住促進に取り組んだ実績を強調し、地震からの復興に最優先で取り組むと決意を示す。 28日時点の市の選挙人名簿登録者数は1万7301人(男性8163人、女性9138人)。投票は10月6日午前7時から午後8時まで市内12カ所の投票所で行われ、午後9時から開票される。 期日前投票は30日から10月5日まで市役所とマックスバリュ羽咋店内で受け付ける。10月1日は円井町会館と尾長出会館でも実施する。 ■羽咋市長選候補者(届け出順) ★本吉典子(もとよしのりこ)42 無新 前羽咋市議。2000(平成12)年、羽咋高卒。同年、海上自衛隊に入り、8年間務めた後、企業勤務などを経て、21年9月の羽咋市議選で初当選した。夫は本吉淨与前県議。羽咋市滝町カ244の2 ▽選挙事務所 羽咋市本町コ129の1。電話0767(23)4343 ★岸博一(きしひろいち)69 無現 1977(昭和52)年、明治大法学部卒。同年、羽咋市役所に入り、企画財政課長、市教委教育次長などを歴任。2016年の羽咋市長選で落選。17年の同市議選、20年の市長選で当選した。羽咋市旭町ア231の1 ▽選挙事務所 羽咋市川原町テ53の1。電話0767(22)3188