仰天! 陸上400mリレーの記念の銀バトンがオークションに出品された!?
ちなみに現在、最も高い入札額となっているのは、開会式で使用されたトーチ。聖火の最終ランナーだった2004年アテネ五輪の男子マラソン、銅メダリスト、バンデルレイ・デ・リマ氏が使用したもの。入札は8月15日から開始され、締め切りは9月15日だが、すでに2万50ブラジルレアル(約62万1500円)となっている。 競技で使用されたアイテムの中では、皮肉にも最高額は、男子400mリレーで金メダルを獲得したジャマイカチームのバトン。入札数は66で、現在1万2005ブラジル・レアル(約37万2000円)。2番目に高額がついているのは、男子サッカーの決勝戦ブラジルードイツ戦の試合球。こちらは入札締め切りまで1日を切っており、現時点で7525ブラジル・レアル(約23万3200円)の値段。3番目はプエルトリコのモニカ・プイグがドイツのアンゲリク・ケルバーを下した女子テニス決勝で使われた試合球で、7005ブラジル・レアル(約21万7000円)となっている。 また入札額ではなく、入札数での最多は、女子ボクシングのフライ51キログラム級で金メダルを獲得したニコラ・アダムズ(英国)が使用したボクシングのグローブ。入札数は126。人気の理由は、ニコラ・アダムズのサインが入っていることらしく、現在、4006ブラジル・レアル(約12万4000円)。 ただ、ロンドン五輪時には、公式オークションによるトラブルも報道されていて、2013年1月7日付のテレグラフ紙によると、マイケル・フェルプスの公式記録用紙を7000ポンド(約93万8000円)で落札した人が、商品が届いていないと訴えていたという。 そのロンドン五輪時のオークションでは、五輪2冠でツールド・フランスで優勝するなどしている英国の自転車競技の英雄、ブラッドリー・ウィギンズが使用したサイン入りトーチが、1万3000ポンド(約174万2000円)で落札されている。 入札の締め切りまで残り10日。日本の400mリレー“銀バトン”の行方に注目である。