【山口県】[周南公立大]広島の叡啓大学と連携協定 広島で講義体験、経費は大学負担
周南市の周南公立大学(髙田隆学長)は6日、広島市中区の広島県公立大学法人の叡啓(えいけい)大学(有信睦弘学長)と包括連携協定を締結した。周公大の国内大学との包括連携協定は今回が初めて。学生や教員の交流などに取り組む。 叡啓大学は2021年に開学したばかりのソーシャルシステムデザイン学部の単科大学。提携内容は学生、教員の交流のほか、教育研究活動での相互協力▽その他、社会の発展と人材育成への寄与に関すること。
今年度は試験的に周公大の学生を対象にした数日間の集中講義を12月ごろに叡啓大学で開く予定。今年度の講義の出席にかかる学生の交通費、宿泊費は周公大が負担するという。 叡啓大学は広島の街中にあり、周公大の学生は都市圏での学生生活を体験できることになる。 この日は叡啓大学で協定調印式が開かれ、両大学の学長らが出席した。