災害時も安定した放送を…県内初　中継局にドローンで燃料運搬　広島

災害時でもテレビの電波を安定して届けるため、燃料をドローンで中継局に運搬する県内初の実証実験が行われました。 ドローン事業をてがける企業と民放4局が実証実験を行ったのは呉市の倉橋中継局です。 中継局では停電時、発電機の電力を使いテレビ放送の電波を送り続けられますが、定期的に燃料を補給する必要があります。 中電工業工事本部　花田正樹課長代理「地震とかで道路が寸断された地域孤立した集落等への物資の輸送などに活用できるのではないかと思っています」 これまでは陸路でしか燃料を運搬できませんでしたが、ドローンを使うことで片道30分かけて運んでいた10リットルの燃料を約2分半で届けられたということです。