Apple Vision Pro本日発売、約60万円からの「空間コンピュータ」。体験デモも予約可能
米国での発売から約5か月、Appleが「空間コンピュータ」こと Apple Vision Pro を日本国内で発売しました。 【この記事の他の写真を見る】 価格は容量256GBモデルが59万9800円、512GBは63万4800円、最大容量の1TBが66万9800円。 もともと「Pro」つきの製品であること、特に初代として開発者やアーリーアダプターなど真っ先に体験することに価値を見出すユーザー向けであること、何よりも円安でたいへん迫力のある値段になりました。 誰もが買えるものではありませんが、国内発売を迎えたことで、国内のApple店舗で体験デモを予約できるようになっています。 デモはAppleのスペシャリストがマンツーマンで、Vision Proをユーザーにあわせてカスタマイズするところから実際の操作まで体験できる内容。所要時間は約30分。 米国で発売された際にとても待てずに購入したユーザーにとっても、国内販売が始まったことで、サイズ違いのアクセサリやオプティカルインサートを気軽に購入できるようになったメリットがあります。 たとえば、通常の眼鏡とは両立しないため視力補正に必要な「ZEISSオプティカルインサート」は、処方レンズが2万4800円。 接顔部にあたる筒状の「ライトシーリング」は3万4800円。顔のかたちや補正レンズ有無(目とディスプレイの距離)に応じて数十種類があります。 オンライン購入時には iPhone の Face IDカメラで顔の形状をスキャンして自動的に選びますが、店舗ならば実際に装着して差を確認したり、 新たに追加もできます。 弊誌では Apple Vision Pro に注力して、米国での発売直後に「ドレスコードはVision Pro」と言いたいだけのイベント Vision Pro パーティーを開催。 米国発売から10日ほどの2月中旬開催にもかかわらず、多数のVision Proユーザーや開発者、Appleの担当者に直接取材したジャーナリストが集まり大盛況でした。盛況すぎてすぐ満員御礼になってしまったため、3月には第二回を開催。 そしてこのたび、日本国内発売を記念した「Vision Proパーティー3」を都内で開催します。日時は7月11日19時から。 今回もVision Pro持参ユーザーは無料、そうでないかたは有料チケット制です。 内容はアプリ開発者によるトークセッションやプレゼン、ジャンル問わずのライトニングトーク、そしてユーザー同士の懇親会。 祝国内発売!『Vision Proパーティー3』 | Peatix すでに持っていて活用しまくっているかたも、国内発売にあわせてアプリを展開したい開発者も、Vision Proやユーザー層が気になって仕方がないかたも、ぜひ参加をご検討ください。
TechnoEdge Ittousai