【第49回社会人野球日本選手権大会】関東予選が開幕。エイジェックは初戦敗退。
9月9日に『第49回社会人野球日本選手権大会 関東代表決定戦』のエイジェック対日立製作所(等々力球場)の初戦が行われた。エイジェックは、2年連続2回目の本戦出場を狙うも、日立製作所に2-6で敗れた。 【写真】エイジェック・京橋幸多郎主将の胴上げシーン 初回、エイジェック先発の金城乃亜が捕まり、日立製作所の5番・宮慎太朗のタイムリーと、7番・真砂勇介の満塁ホームランで5点を失う苦しい立ち上がりとなった。 追い上げたいエイジェックは2回、先頭の4番・吉田元登がヒットで出塁すると、続く5番・内田靖人も四球を選び、無死一二塁のチャンスをつくるも無得点に終わった。再び、5回にも無死一二塁のチャンスをつくるも、日立製作所の先発・北爪魁を打ち崩せなかった。 7回、先頭打者に出塁を許したところでエイジェックは2番手の安藤幸太郎に継投する。ところが日立製作所の盗塁でピンチを招くと、3番・清水大海にタイムリーを浴び点差が6点に広がった。 その裏、エイジェックは、一死二三塁のチャンスに8番・高木大輝の犠牲フライと9番・岡島颯のタイムリーが飛び出し、2得点を返して意地を見せる。8回からは河北将太が4番手としてマウンドに上がり、最速155キロのストレートを軸に2回を打者6人、パーフェクトに抑える好投を見せた。 都市対抗予選では終盤の粘りで日立製作所を下したエイジェックだったが、8回、9回とランナーを出しながらも、日立製作所の3番手・生井惇己の前にあと一本が出ず敗戦。 エイジェックの難波貴司監督は「残念な形となってしまいショック。若さが出てしまった。日立製作所には都市対抗予選で初めて勝つことができたが、今日はいつも以上にチーム全体で向かってきた印象があり、上手く攻略されてしまった」と語り、悔しさを滲ませた。
アスリートマガジン編集部