上関中間貯蔵で対応検討へ 計画地の周辺市町、山口
中国電力が山口県上関町で計画する原発の使用済み核燃料を一時貯蔵する中間貯蔵施設について、同社の大瀬戸聡常務執行役員が町に隣接する柳井市を28日訪れ、井原健太郎市長に説明した。大瀬戸氏は「上関町と強いつながりのある(周辺市町の)首長にまずは説明したい」と述べた。井原市長は終了後、周辺市町で今後の対応を議論する会合を近く開くと報道陣に説明した。 西哲夫上関町長は施設の建設に向けた調査を容認したが、周辺市町の首長からは懸念や反発の声が上がっていた。中国電は30日までに上関町周辺にある周防大島町や田布施町などでも同様に説明する。