東京マラソンで大アクシデント 西山雄介、木村慎らが集団転倒
「東京マラソン」(3日、東京都庁~東京駅前) 今夏のパリ五輪代表の代表選考を兼ねてスタートした。今大会は男子の最終選考会。残り1枠の五輪切符にはMGCファイナル設定記録(2時間5分50秒)を突破した上で日本勢最上位に入ることが必須となり、設定記録の突破者がいなければ、MGC3位の大迫傑(ナイキ)に決まることになる。 【写真】世界新ペース!スタートから5キロで先頭集団から日本選手消える SNS厳しい声「こんなんで五輪争えんやろ」 20キロ手前で大きなアクシデントが起こった。パリ五輪代表を争う日本勢が先頭集団を形成する第2集団で4、5人が絡む形で複数人が転倒する場面があった。トヨタ自動車の22年世界選手権代表・西山雄介、ホンダの木村慎らが転倒した。 レースは前世界記録保持者(2時間1分9秒)で、五輪2連覇のエリウド・キプチョゲ(ケニア)ら世界屈指の選手が揃う海外招待選手がスタートから高速ペースを刻み、15キロの通過は42分52秒、中間地点を1時間0分20秒と世界新も狙えるペースとなったが、キプチョゲは20キロ手前で遅れる波乱の展開となった。日本勢は序盤から日本記録ペースで刻む、第2集団で争っている。