関空の訪日客、コロナ前微減138万人=1月実績
関西国際空港と伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港を運営する関西エアポートグループの2024年1月利用実績(速報値)によると、関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比59%増の221万6821人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の2020年同月と比較すると15%減だったものの、7カ月連続で200万人を超えた。 国際線の旅客数は92%増(20年同月比16.5%減)の171万4822人で、24カ月(2年)連続で前年を上回った。このうち外国人旅客は83%増(2.6%減)の138万5691人。速報値として1年11カ月連続で前年を上回ったものの、2カ月ぶりにコロナ前を下回った。日本人旅客は2.45倍(46.7%減)の32万315人で2年9カ月連続で前年を上回ったものの、コロナ前の半数程度の回復にとどまっている。また、通過旅客は97%増の8816人だった。 国内線の旅客数は前年同月並み(9%減)の50万1999人で微減となり、3カ月連続で前年を下回った。
Yusuke KOHASE