自民党所属の松村秀逸県議会議員の後援会が主催したパークゴルフ大会で、徴収した参加費が政治資金収支報告書に記載されていなかったことがわかりました。松村県議は「後援会の主催ではないと思っていた」として、報告書の修正申告をするとしています。

後援会事務所が入る建物(熊本市北区)

松村県議によりますと、後援会主催のパークゴルフ大会は2022年5月に熊本市北区で開催されました。大会の参加費は一人1000円で、200人以上が参加したということですが、この大会の収入や支出は政治資金収支報告書には記載されていませんでした。政治資金規正法では、後援会などの政治団体の収入は、政治資金収支報告書への記載を義務付けられています。

松村県議は「後援会主催ではないと勘違いしていた」

この大会で少なくとも20万円の収入があったとみられますが、松村県議はKKTの取材に対し、「後援会ではなく、過去に会長を務めていた不動産会社の主催だと勘違いをしていた」説明しました。そして「ご迷惑やご心配をおかけし申し訳ない」と述べ、政治資金収支報告書の修正申告を行うと話しました。