中学校が保護者説明会を開催 生徒の個人情報がSNSに流出した問題で 札幌市
STVニュース北海道
札幌市内の中学校で生徒の個人情報がSNSに流出した問題で、学校が保護者説明会を開きました。一方、流出画像がネット上で広がっている実態も改めて確認されています。 (宮崎記者)「午後8時を過ぎたところです、保護者説明会が終わったとみられます」 きのう、札幌市北区のあいの里東中学校で開かれた保護者説明会はおよそ2時間後に終了しました。 中学校ではことし4月、教員が中学1年の生徒の家庭状況や性格などが書かれた資料を体育館に置き忘れ紛失しました。 資料は8日後に回収されましたが、生徒がスマートフォンで撮影した資料の一部が旧ツイッターの「X」で流出していたことが確認されています。 (参加した保護者)「本当のことを全部言ったのかどうか、分からないから何とも言えないですけど、こういう事情があって申し訳ないとは繰り返し言っていましたね」 「誠意は前回に比べるとあったと思います」 「情報管理を徹底すること、流出された1年生のケアをしっかりしてほしい」 また、市教委によりますと今月14日までに流出した画像が改めてネットに投稿された事案が10件確認されていて、削除依頼をしたということです。 一部はいまも削除されておらず、市教委は今後も対応を継続する方針です。