【エリザベス女王杯】復活期す3歳馬レガレイラ、古馬撃破へ!
シンリョクカ(牝4)&木幡初也騎手(29)
シンリョクカと木幡初也騎手のコンビは、2走前の4月福島牝馬S・G3でレース中に転倒、落馬というアクシデントに見舞われた。 人馬共に骨折という辛い時期を乗り越え、同じコンビで出走した9月新潟記念・G3では、お互いに重賞初制覇を達成。 今回のエリザベス女王杯を制すれば、人馬共に初のG1タイトルを手にすることになる。 アクシデントを乗り越え、より強くなった絆で一気に駆け上がれるか。 ――― 2週前追い切りの印象 フレッシュで元気で状態も良く、良い感触でした。 ――― シンリョクカとコンビを組む時に大事にしていることは 競馬がすごく上手な子なので、強みを活かしてリズムよく運ぶことを意識しています。 ――― ファンへのメッセージ 福島牝馬Sから立て直して新潟記念でしっかり結果を出したことで、馬もポジティブに次のレースに挑める。去年負けた悔しさを、今年はチャレンジャーな気持ちで精一杯ぶつけて、良い結果を出せるように頑張りたいと思います。
G1初挑戦ホールネス(牝4)
アイルランド産馬のホールネスは、ここまで6戦4勝、2着1回、3着1回という安定した成績を収めているが、G1は今回が初挑戦。 ホールネスが勝利を挙げれば、2002年のファインモーション以来22年ぶり2回目の外国産馬による制覇となる。(エリザベス女王杯が3歳以上のレースになった1996年以降に限る) そんなホールネスには、坂井瑠星騎手(27)が初めて騎乗する。 ――― ホールネスの特徴 牝馬の割には体もありますし、バランスも良い。キャリアも浅く大事に使われてきているので、フレッシュさがあります。今日乗って、全体的な能力の高さを感じました。 ――― 追い切りの印象 操縦性も良いですし、しまいもしっかり動けていて、言うことのない追い切りだったと思います。 11月8日(金)に発表された枠順はこちら 第49回 エリザベス女王杯・GI京都競馬場・芝2200m 1枠1番 ホールネス(牝4・坂井瑠星) 1枠2番 ライラック(牝5・石川裕紀人) 2枠3番 ルージュリナージュ(牝5・池添謙一) 2枠4番 コンクシェル(牝4・岩田望来) 3枠5番 モリアーナ(牝4・岩田康誠) 3枠6番 ピースオブザライフ(牝4・団野大成) 4枠7番 レガレイラ(牝3・C.ルメール) 4枠8番 シンリョクカ(牝4・木幡初也) 5枠9番 キミノナハマリア(牝4・鮫島克駿) 5枠10番 エリカヴィータ(牝5・藤岡佑介) 6枠11番 スタニングローズ(牝5・C.デムーロ) 6枠12番 シンティレーション(牝5・T.マーカンド) 7枠13番 サリエラ(牝5・R.ムーア) 7枠14番 ハーパー(牝4・武豊) 8枠15番 ゴールドエクリプス(牝5・田口貫太) 8枠16番 ラヴェル(牝4・川田将雅) 8枠17番 コスタボニータ(牝5・松山弘平) 注目のレガレイラは4枠7番、2年ぶりのG1制覇を目指すスタニングローズは6枠11番、シンリョクカ&木幡初也騎手は4枠8番。G1初挑戦のホールネスは1枠1番。 世代を超えた乙女たちの戦い。果たして、「秋の最強牝馬」の座を手にするのは―。エリザベス女王杯は、11月10日(日)15時40分に発走する。
みんなのKEIBA