アカデミー賞で実兄と大胆ディープキス! お騒がせ女優、思い出のオスカー受賞式で「デザイナーデビュー」を果たす
2000年のアカデミー賞の授賞式に実の兄ジェームズを同伴して参加したアンジェリーナ・ジョリー。『17歳のカルテ』で助演女優賞を受賞した当時24歳の彼女は、なんとカメラの前で兄との喜びのキスを披露! そんなお騒がせ俳優だった彼女は現在、新たな道を開拓中だ。 【写真】アンジェリーナ・ジョリーが初めてデザインした「ドレス」が素敵すぎる! 今年のアカデミー賞に、アンジェリーナ自身は姿を見せなかったが、デザイナーとして存在感を発揮した。 彼女は昨年、ファッションブランド兼ドレスレンタルを行う新事業「アトリエ・ジョリー」をローンチ。まだ具体的なアイテムは発表していないものの、エシカルかつサステナブルなビジネスモデルを提案し、業界に変化をもたらすと期待を集めている。 そんな謎めいた彼女の新ブランドが、3月10日に行われたアカデミー賞のレッドカーペットにて、 密かにデビューを飾っていた。アンジェリーナが初めてデザインしたドレスを、作家でジャーナリストのスレイカ・ジャワドが授賞式で着用したのだ。 大いに注目を集めたそのドレスは、繊細なプリーツ生地で作られたデザインで、タイムレスなケープスリーブとハイウエストのスカートが印象的。一番のポイントは、バックスタイル。トレインにアーティストのチャズ・ゲストが描いたシンフォニー団のイラストが、華やかな後ろ姿を演出していた。
スレイカは、エンタメ雑誌『ETalk』でこのドレスについて次のように語った。 「このドレスはアンジェリーナ・ジョリーがレッドカーペット用に初めてデザインしたもの。素晴らしいアーティストのチャズ・ゲストに依頼して、背中にシンフォニーのイラストを描いてもらったの」 スレイカは、夫でミュージシャンのジョン・バティステ(2022年にはグラミー賞で最多5冠を獲得した経験の持ち主)のドキュメンタリー作品『American Symphony』が今回アカデミー賞にノミネートされたことから授賞式に出席。沢山集まったカメラマンたちに突然背を向けたかと思うと、ドレスに描かれた人物を指さし、「ここに、ミスター・バティステがいるのよ」とチャーミングな説明も。 アンジェリーナは彼女のドレスをデザインしたことについて、以下のようにコメントを発表した。 「私はスレイカと、強く優雅に困難に立ち向かう彼女の生き方を非常に称賛している。彼女の優れた創造力は彼女を知るすべての人に刺激を与える。彼女が必要なら私は何でもデザインする。ドレスが大事なのではなく、たとえ何を着ても、着る人が自分の延長のように感じることが大事」 また、英世論調査会社「YouGov」が発表する毎年恒例の「世界で最も尊敬される女性ランキング」で2017,18年と2年連続で1位を獲得した過去もあるアンジェリーナは、アメリカ版『ハーパーズバザー』(2023年12月号)のインタビューで、「私たちは、倫理に叶い、サステナブルなライフスタイルは制約付きの他より劣った生活ではないと証明することを目的にした集合体。それは、個人の創造性とコミュニティーを中心にした、より質の高い生活なのです」と、アトリエ・ジョリーの使命を説明している。
from Harper's BAZAAR US