奥菜恵さん(44)波乱万丈な人生を振り返り、3度目の結婚で感じたこと|STORY
10代の頃のデビューから今でも変わらず素敵な奥菜恵さん。そんな奥菜さんの波乱万丈な人生を一緒に振り返りました。3度目となる結婚は今までとは違うことがあったとか…。詳しく語っていただきました。 【写真あり】吸い込まれてしまいそうな眼差し…奥菜恵さん
【奥菜恵さんprofile】 1979年8月6日、広島県出身。13歳の時、テレビドラマで俳優デビュー。自らプロデュースした化粧品ブランド「ni-Nin(ニーニン)」(朝用・夜用の美容液2種)も話題に。2023年9月1日、『尋常性白斑』を発症していることを公表している。プライベートでは2児の母。
45年間の人生を振り返って「色々ありました」
デビューのきっかけは小学6年生のときのスカウトでした。そのときは興味があって挑戦したい気持ちもありましたが、迷いもあり、父に相談しました。父には「自分がやりたいと思うならやったらいいし、やりたくないならしなくていい。自分で決めなさい」と言われたんです。本当は表に立つのがあまり得意ではなかったのですが、挑戦してみようと決めて始めたんです。 10代はお仕事と学業の両立でとにかく必死で走り続けました。10代のころは自分の軸をつくり始めていく時期かと思うのですが、この時期は本当の自分とそうでない自分が分離していました。走り続けたことの反動で自分の軸がわからなくなってしまい、迷走していました。 20代はそういう自分から抜け出し、自分のやりたいことをちゃんと伝えて行動するようになった時期です。1人でヨーロッパにホームステイをしにいったり、ニューヨークに語学の勉強に行ったり、とにかく1人で何か別のことに挑戦してみました。でもまだ葛藤はしていましたね。 30歳で結婚、出産をしたので、30代は自分ではなく人に捧げた時期でした。子どものために自分の時間を使い、子どもを育てることに必死でしたね。この子たちのためなら何でもできると自分が変わるくらいの存在ができたことが幸せでしたね。苦しい時もあったのですが、それより子どもに捧げられることを嬉しく思いました。 そこから色々とありまして…(笑)。40代はこんな私を受け止めてくれた夫(俳優の木村 了)に出会いました。「やっと今生きてる!人生楽しいかも!」と思えています。