あとを絶たない「ながら運転」死亡重傷事故は過去最多 減らない原因は「スマホ依存症」と専門家が指摘
厳罰化でも減らない「ながら運転」。ほかに対策はあるのでしょうか? 国沢さん: 「中国みたいに監視カメラをいっぱいつけて、積極的にながら運転している人を検挙するという方法もあると思います」 確かに、中国の主要道路を見てみると、防犯カメラがあちらこちらに。中国では交差点ごとに複数の防犯カメラが設置されていて、専門家は防犯カメラの映像が「ながら運転」の検挙にも役立てられていると言います。 一方で、日本ではプライバシー保護の観点などから、中国ほど設置されていません。「ながら運転」の検挙も「現行犯」で行われるのが通常です。では、ながら運転を減らすため、我々はどうすべきなのでしょうか? 国沢さん: 「厳罰化されても、スマホ依存症の方が強いと思うんですね。できれば車に乗る時は、携帯は手が届かない奥のほうにしまっておくのが良いと思います。ながら運転をすると、追突事故を起こしたり、死亡事故になることもあります。一瞬の楽しさが色んなものを奪ってしまう。是非ともながら運転はやめていただきたいです」
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