ディープ最終世代の3億円馬 川田騎手で今度こそのオープン入り狙う
ディープインパクト産駒の最終世代となるオープンファイア(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)が、土曜中京10Rの高山ステークス(3歳上・3勝クラス・芝2000m)でオープン入りを狙う。 【写真】オープンファイアこれまでの軌跡 オープンファイアは父ディープインパクト、母ゴーマギーゴー、母の父Ghostzapperの血統。名馬、名種牡馬である父にとって、国内に6頭しかいない最終世代の1頭。一方の母は米G2を2勝している。また、半妹のゴーソーファーは8月の新潟でデビュー勝ちを果たし、今週のサフラン賞に出走予定だ。21年のセレクトセール当歳では3億円(税抜)の高値となった。 ここまで5戦1勝。2歳9月の新馬(中京芝2000m)を鮮やかに差し切り。しかし、その後はアイビーSがチャンスザローゼスの3着、きさらぎ賞がフリームファクシの2着と、勝利には手が届かず。故障もあってクラシックは見送ることとなった。1年1カ月ぶりだった前々走の御堂筋Sは4着、続く前走のジューンSは6着と物足りないレースが続くが、これが実力ではないはず。叩き3戦目の今回は本領発揮を期待したいところだ。 血統や馬体が素晴らしく、再び重賞戦線での活躍が期待される器。鞍上に川田将雅騎手を確保し、何としても結果が欲しい一戦となる。