初代門司駅の遺構「一部現地保存」へ 北九州市が方針転換
テレQ(TVQ九州放送)
保存の要望が相次ぐ初代門司駅の遺構を巡り、北九州市の武内市長は一部現地保存に方針を転換することを発表しました。 北九州市 武内和久市長 「(複合公共施設の)設計変更することなく遺構の一部を残す」 武内市長は、機関車庫の基礎があった場所について、一部を現地保存すると明らかにしました。初代門司駅の遺構を巡っては、複合公共施設の建設のため、市が取り壊すことを決め、ユネスコの諮問機関イコモスなどは、世界遺産級の価値があると現地保存を求めてきました。11月20日に解体工事の中止を求めた日本イコモスの溝口副委員長は「方針を転換したことには感謝するが、移築される部分については、引き続き検討を求めたい」とコメントしています。
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