MISAMO、個性を尊重し合う穏やかな関係性 あたたかい空気の中で生まれる“3人らしさ”
ユニットデビュー以来、一気にその名前を浸透させたMISAMO。TWICEの日本人メンバーであるMINA、SANA、MOMOの3人で構成されるユニットだ。 【画像】ファンから好評のMISAMO集合ショット 7月には初ショーケースを開催し、その盛況ぶりも話題となっていた。計4万枚のチケットに対し、応募総数は60万超え。言葉での説明は不要なほど、誰もが感じる人気ぶりである。最近ではMISAMOとして初めてのCMにも起用され、『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも初出場予定。K-POPファンだけにとどまらず、多くの人にその名が知られる存在となっている。 その人気の秘訣のうちの一つが、見ていて嬉しくなるような3人の関係性ではないだろうか。韓国での練習生期間やTWICEを輩出したオーディション番組『SIXTEEN』など、デビューまでの期間含めると実に長い期間をともに過ごしてきたMISAMOの三人。もちろん他のメンバーとの信頼関係も抜群だが、特別な思い入れもあるのかもしれない。 ユニットとしてのデビュー前である今年2月には、三人で『VOGUE JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)3月号の表紙に抜擢。その際には、MINAも「練習生時代からずっと一緒にいた3人だし、こうして新しいことができるのは、やっぱりうれしい」とのコメントを残していた(※1)。 ユニットでの活動が始まると、その仲睦まじく微笑ましい姿がさまざまなメディアで見られることが増えてきた。昨年5月に開設されたInstagramの個人アカウントには、MISAMOの写真がそれぞれアップされている。MOMOの8月12日の投稿には、ぎゅっと3人でくっついたショットが。ファンからは7000件以上のコメントが寄せられており、その多くがMISAMOの仲の良さが伝わるスリーショットを喜ぶ声だった。
MISAMO、インスタライブでのナチュラルな姿が好評
Instagramではまれに生配信も行われており、7月に配信された3人によるインスタライブは、関西弁も飛び出すリラックスした雰囲気が流れている。豪快な笑い声や何気ない話題も飛び出し、どの媒体で公開されている映像よりもカジュアルなMISAMOの姿を見ることができた。 以前からカムバック時などにTWICEメンバーが行なっていた生配信は、プライベートな姿が垣間見られると話題になっていた。ステージ上や番組とはまた少し違った雰囲気の生配信は、互いに気を許したメンバー間のやり取りを見ることができるため、ファンにとっては貴重な時間だ。 最近では、10月にVOGUE JAPANのYouTube公式チャンネルより公開されているMISAMOによる「In The Bag」も話題になった。実際に持ち歩いているカバンの中身を紹介する企画だけあって、少しプライベートな3人を味わうことができる。相手の持ち物にツッコミを入れたり、紹介したアイテムに関連するエピソードを披露してくれたりと、MISAMOの雰囲気を味わうことのできる内容となっていた。 その雰囲気は、それぞれイメージの異なる3人の個性があるからこそのようにも感じられる。長い期間一緒にいる3人だが、似ている部分はあれど一人ひとりのキャラクターがものすごく立っている。バッグの中身を例に見ても、なんだか個性が溢れていて面白い。無理に相手に合わせるのではなく、一人ひとりが自分のままでいられる環境だからこそあの雰囲気が生まれるのだろう。 12月20日には初のショーケースとなった『Masterpiece』の映像作品が発売となる。パフォーマンスはもちろん、3人のトークも収録された、必見の内容だ。さらに、冒頭で触れた通り2023年の最後を彩る『第74回NHK紅白歌合戦』の出場も決定している。TWICEとしては過去4回の出場歴があるが、MISAMOとしては初めてとなる。ユニットデビューの年に決定した『紅白』出場に、会見で3人も喜びのコメントを笑顔で語っていたことが印象的だ。披露する楽曲など、まだその詳細は明らかになっていないが、きっと3人らしいステージを作り上げてくれるだろう。 2023年も、一年を通じてTWICEとしてもMISAMOとしても大活躍だった3人。年末はどんな風にファンに愛を届けてくれるのか、期待の声も大きい。 ※1:https://www.vogue.co.jp/fashion/article/2023-march-twice-momo-sana-mina-cover-news
フルヤトモコ