【山口県】「またこんど ぜったいかわない お母さん」最優秀句に唐津さん(桜木小5年)
第一生命山口支社の「小中高思い出サラ川」
第一生命保険㈱山口支社が募集した「小中高思い出サラ川」の小学生の部で、周南市の桜木小(歌田聡校長、258人)5年の唐津茜さん(11)が応募した「またこんど ぜったいかわない お母さん」が最優秀句に選ばれた。県内の360校から小学生の部は3,582句、中高生の部は6,722句と予想を上回る1万句を超える応募があった。 この川柳の募集は同社が「子どもたちの夢や未来を応援したい」と2022年度から始めた。県内全域の小中高校に参加を呼び掛ける一方、企業に協賛を呼び掛けて804社になり、社内選考のあと、この804社の投票で入賞を決めた。 入賞は小学生の部、中高生の部とも最優秀句1点、優秀句4点と入賞句10点。家族とのやりとり、学校生活や、コロナ禍のマスクを題材にした句も選ばれた。13日には山口市でお披露目会が開かれた。 小学校では5年時に川柳の授業があり、唐津さんは学校での呼び掛けに応じて応募。買ってほしいとねだっても「また今度」と言われてしまう母とのやりとりをまとめた。作者名はアニメの主人公から「しんちゃん」とした。 好きな科目は算数、絵を描くことも好きで将来の夢はユーチューバー。最優秀句に選ばれて「うれしかった。これからもチャレンジしてみたい」と話していた。
小中高思い出サラ川
小学生の部 【最優秀句】 またこんど ぜったいかわない お母さん (しんちゃん) 【優秀句】 タブレット 父よりこなす 小学生 (がのこ) マスクなし まさかの二度見 友の顔 (かいほう) この夏は たくさん笑った ノーマスク (ほなっぴー) おとうとよ 学校で会うと なぜつめたい (姉) 中高校生の部 【最優秀句】 弁当が さめても感じる 母の愛 (枝) 【優秀句】 なぜ父は ラインで話すと 敬語なの (か) 嫌になる コロナ、インフル、二次関数 (範馬勇次郎) 多様性 こんなぼくでも いいじゃない (K) いったいさ どこで使うの 二次関数 (たかし)