上川隆也「彼の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました」 フジ系ドラマ「問題物件」主演
俳優の上川隆也(59)が、来年1月15日スタートのフジテレビ系ドラマ「問題物件」(水曜・後10時)の主演を務めることが21日、分かった。 大倉崇裕氏の同名小説と「天使の棲む部屋」が原作で、自殺、失踪、ゴミ屋敷など不動産で起こる奇怪な事件を、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が解決していくミステリー。 上川は黒ずくめの服に黄色のジャケットを羽織る謎の男・犬頭光太郎を演じる。「ミステリーの要素を踏まえつつ、どこかコメディー感もあるような」と原作の印象を語り「この世界観が、このままドラマになったら、さぞかし面白いドラマになるだろうと思いました。そんな作品に参加できることをうれしく思っています」とした。 抜群の記憶力と推理力がある一方で、気が短く、けんかっ早い。さらに「吾輩(わがはい)は犬である」と名乗るなど事件同様に、役柄も謎だらけ。上川は「僕も原作を読んで、彼の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました。皆さんも『次は何をしてくれるのだろうか』とワクワクしてもらえるのではないかなと思います」とコメントするとともに「奇想天外なトリックが用意されていますし、ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたい」と意気込みを語った。
報知新聞社