「来た来た来た!」古田敦也氏がプレミア12決勝の“ホームスチール看破”を振り返る「侍ジャパンは応援モードで声が出ちゃって」
「第3回WBSCプレミア12」、日本は惜しくも準優勝に終わった。 白熱した決勝戦の中、選手以上に“熱く”なっていたのが解説を務めた古田敦也氏だ。SNSでは「解説の古田氏がホームスチール未遂に気づいた」などと話題になった。『ABEMAヒルズ』はその真相を聞いた。 【映像】「来た来た来た!」を古田敦也氏が振り返る プレミア12決勝、台湾が4点をリードした7回2死二、三塁で三塁走者がマウンドの隅田選手の“一瞬の隙”をついてホームスチールを試みたのだが、隅田が気づいて“未遂”に終わった。このとき、いち早く気がついたのが古田氏だったのだ。 この時の状況について古田氏は「普通の解説者は言わないが侍ジャパンは応援しているモードがあるからついつい声が出ちゃって『来た来た来た!』『危なっ!』などと言ってしまった。もちろん、相手の国をリスペクトしているが、基本的には応援するモードになっていた」振り返った。 そして今回のプレミア12は2026年WBCに向けて躍動した“若侍”も話題になった。古田氏はその中でも捕手の坂倉将吾選手の名前を挙げた。 「ジャパンのキャッチャーを誰にするんだ? という時に坂倉選手が出てプレーもよく、実際に打っていた。『打てるキャッチャーが出た方が打線に厚みが出るよね』とWBCの時にも言われていた。今は捕手には甲斐拓也選手や中村悠平選手などのベテラン陣がいるがそこに割って入った。彼に加えて佐藤都志也選手も非常に良い結果を出したので、2年後に熾烈な戦いが待っているだろう」 「坂倉選手は奇をてらわないタイプだ。しっかり丁寧にコミュニケーションをとっている。自分が『前に前に』というタイプではなく、自分の役割をしっかり把握してじっくりいくタイプに見える」 (『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部