【写真：Getty Images】

　セリエA・ボローニャに所属するリッカルド・カラフィオーリは、昨季クラブのUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）権獲得への貢献やUEFAユーロ2024の活躍で、多くのビッグクラブから注目されている。英メディア『TBR』は、同選手が今夏移籍する可能性について現地時間2日に報じていた。 【動画】すごすぎ！？ 冨安健洋のアーセナル初ゴール！ 　ボローニャに所属するカラフィオーリは、昨季リーグ戦30試合に出場し2ゴール5アシストをマーク。現在開催されているユーロ2024においても、イタリア代表の主力として印象的な活躍を残していたが、残念ながらベスト16での敗退が決まっている。 　当初は、昨季ボローニャを指揮していたチアゴ・モッタ監督の後を追ってユベントスへ移籍するのが濃厚なのではないかと指摘されていた。しかし、ユーロという国際舞台で活躍したことによって、同選手に対する注目度は上昇。資金力のあるプレミアリーグのクラブも獲得に関心を示していると報じられている。そんな中、同メディアはボローニャのSDジョバンニ・サルトーリ氏のカラフィオーリに関する次のようなコメントを紹介していた。 「引き留めは困難だ。我々は努力するが、重要なオファーが来たら、それを考慮に入れなければならないだろう。彼がユベントスに行くとは思わない。おそらく別の市場に行くだろう」 　そして記事では、「アーセナル、リバプール、トッテナム、ウェストハム、チェルシーなどに獲得の道が開かれている」と述べた上で、「報道によれば、 移籍金は4300万ポンド（約81億円）とされているが、悪くないスタート地点だ。熾烈な競争の中で入札合戦が勃発する可能性は高いが、彼にはそれだけの価値がある。そして、さらに多くのクラブが競争に参加する可能性は高い」と、今後数多くのビッグクラブがイタリアのニュースター獲得に動く可能性を指摘していた。