横浜流星、大河で共演の渡辺謙からアドバイス「自分らしく作品にこだわって」
横浜流星、小芝風花、愛希れいか、渡邉斗翔、中村蒼が5日、東京・浅草ビューホテルで行われた「べらぼう」初回放送パブリックビューイングin台東に登壇。本作への想いを語った。 1月5日20時から放送が開始される大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、写楽、歌麿を世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の物語。主演を務める横浜流星は、蔦屋重三郎役、小芝風花は蔦重の幼馴染の花の井役、愛希れいかは朝顔役、渡邉斗翔は唐丸役、中村蒼は蔦重の兄・次郎兵衛役を演じる。 この日行われた初回放送パブリックビューイングは、応募数約8,000件(約13,000人)、当選倍率は約18倍。来場者数は約700人となった。 第1話の放送について今回主演を務める横浜流星は、「作品が完成し、無事に届けられるというのは当たり前のことではないので、届けられて安堵しています。これから1年蔦重の物語は始まりますので、皆様に楽しんでいただけるよう、そして愛していただけるようにキャストの皆さんと一緒に全力を尽くしますので、お願いします」と語った。 また、本作について「普段は自分が触れてこなかったジャンルの世界観だったので、蔦重として自分がそこに生きていることが不思議な気持ちです。それは今でも感じているんですけど、新たな大河ドラマが完成したなって。合戦はないけど、これから商売の戦いが繰り広げられますし、吉原の光と闇を包み隠さず描いていますが、森下先生の脚本の力によって、エンタメになっているので、そこのバランスがドラマを見ていてもすごいなと感じました」と述べた。 そして、蔦重の生き方の魅力について、「覚悟や責任感は人一倍ありますし、1番の魅力は誰かのために考えて動けるところです。挑戦して失敗しても、もちろんへこたれるんですけど、その先を見ているからそれが彼のすごいところだなと。町民なので、同じ目線で日々戦っている。何かに立ち向かおうとしている人の背中を押せるような人物になるんじゃないかな自分が彼から教わることが多いです」。 冒頭の大火のシーンについて横浜は、「本当に火をつけているし、冒頭のシーンをクランクインから撮れると言うのは感謝しかないです。何日かに分けて撮ったので、気持ちをしっかり維持することを大切にしていました」と撮影の裏側を明かした。 過去に共演経験のある田沼意次役の渡辺謙から、「自分らしく元気に頑張れよ」とエールを受けたと言う。その言葉を受けた横浜は、「自分らしく作品にこだわって頑張っています」と語った。 最後に、「新たな大河ドラマが完成しました。大河ファンの方、そうではない方にも楽しんでいただけると思いますので、この作品がたくさんの方々に届くことを誰よりも願っています。皆様に活力を与えることができるよう、この作品を愛していただけるよう、我々全力で頑張ってまいりますので、これから1年間よろしくお願いいたします」と締め括った。