かつての“アーセナル史上最高額のウインガー”がスペイン初挑戦 2年契約で再出発図る
ペペがビジャレアルへ
ラ・リーガのビジャレアルは、コートジボワール代表FWニコラ・ぺぺを獲得した。契約期間は2年。 ぺぺは18-19シーズンにリーグ・アンのリールで22ゴール11アシストと傑出した成績を残し、 2019年夏に当時のウナイ・エメリ監督率いるアーセナルに完全移籍。7200万ポンドという移籍金は当時のクラブ史上最高額を記録した。しかし、しだいに出場機会は減少。112試合で27ゴールを記録したものの、ミケル・アルテタ監督の構想外となり、一昨季はニースへローン移籍。昨季はトルコのトラブゾンスポルでプレイしていたが、シーズン終了とともに退団していた。 アーセナルでは、その高額な移籍金もあって批判の対象となっていたぺぺ。最近になって『L’EQUIPE』のインタビューにて、アーセナルではサッカーが嫌いになりかけ、引退も考えたと吐露していた。 独特のリズムを持つドリブルに加えてシュート精度も高いぺぺ。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督のもと、もうひと花咲かせることができるか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部