【K-1】番狂わせ、復帰戦のレオナ・ペタスがまさかの敗北
K-1 ReBIRTH 2 2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪 ▼第16試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R ×レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者) 判定0-2 ※29-29、29-30×2 〇レミー・パラ(フランス/CARCHARIAS/WAKO世界-62kg級王者) 【写真】勝ち名乗りを受けるパラの隣で呆然とするレオナ 1R、サウスポーのパラは序盤からどんどん前へ出て左ストレート、左ミドル。その勢いに下がるレオナだが狙いすました右ストレート。再び前へ出てくるパラにレオナはステップを踏みながら下がりコーナーに誘うような動きを見せる。レオナがワンツーから飛びヒザ、前へ来るパラに右の3連打。レオナのワンツーからのヒザが何度も入るが、距離を詰めるパラが左ストレートをヒットさせる。 2R、左手を下げたデトロイトスタイルのような構えからジャブを打つレオナに、パラはガチャガチャしたような動きから左右のパンチを繰り出す。前に出て距離を詰めるパラは左ロー、左ミドル、左ストレート。レオナはローを蹴らせながら右を狙う。ロープやコーナーを背負う場面が多いレオナだがこれは戦略的なものか。左ストレートで前へ出るパラにレオナはジャブを突きながら回り込む。しかし、パラのワンツーをもらう。ジャブを突くレオナにパンチを出しながら突進するパラ。 3Rもどんどん前へ出てきてパンチを出すパラ。レオナは右ストレートから左フックをヒットさせるが、パラは下がらず前へ出てくる。必死に右を打つレオナだが距離が近すぎる。ならばとヒザを蹴るレオナ。右ストレートを当てたいレオナだったが、パラが前に詰めてくるため威力が不十分。 戦いにくいパラに最後まで苦戦したレオナ。判定は0-2でパラが勝利。初参戦にして復帰戦とはいえ王者レオナを破った。パラは「ありがとう。また来ます」と語った。
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