【PFL】世界“最凶”女王は? サイボーグ「ここで20年間の戦いに終止符を打つ」×パチェコ「伝説になるには伝説を倒す必要がある」
2024年10月19日(日本時間20日)、サウジアラビア・リヤドのキングダムアリーナで開催される『PFL Super Fights: Battle of the Giants NGannou vs. Ferreira』(U-NEXT配信)に向け、18日、会見が行われ、王座戦に臨むフランシス・ガヌーとヘナン・フェレイラらメインカード出場選手たちがフェイスオフと意気込みを語った。 【写真】前戦でジンガノを蹴撃するサイボーグ ▼PFL女子フェザー級 スーパーファイトチャンピオンシップ 5分5R クリス“サイボーグ”(ブラジル)27勝2敗1NC ラリッサ・パチェコ(ブラジル)23勝4敗 2018年12月の『UFC 232』でのアマンダ・ヌネス戦での敗戦以降、MMA7連勝。ボクシングでも4連勝と負け無しのサイボーグ。前戦は2023年10月の『Bellator 300』でキャット・ジンガノに1R TKO勝ちでBellator世界女子フライ級王座の5度目の防衛に成功している。今回がPFLデビュー戦となる。39歳。 対するパチェコは、2022年にPFL女子ライト級で優勝、2023年は女子フェザー級で優勝と、2年連続で100万ドルを獲得したムエタイベースのストライカー。2023年11月のPFL女子フェザー級トーナメント決勝が前戦で、マリナ・モフナトキナに5R 判定勝ちし、PFL史上初となる二階級制覇女王となっている。PFL入りしたサイボーグにとって最強の対戦相手となる。30歳。 ◆クリス・サイボーグ「パンチをもらうのは怖くない」 「まず、サウジアラビアのすべての人々にありがとうと言いたい。ここに来ることができて、とても恵まれていると感じている。準備はできている。この試合に興奮している。私のレガシー・ツアーが始まるんだ。ここでの試合はあと3試合残っているから、ファンのみんなに試合を見に来てくれと言っています。私は20年間の戦いをやり遂げて、終止符を打つつもりです。20年間ここにいられて本当に幸せだと感じています。私はベルトをかけて戦い、それは素晴らしいものになるだろう。 ラリッサと私はキャリアの初期において多くの共通点がある。私は自分の試合で多くのことを証明したと思う。いま証明することは何もなく、ただ改善するだけです。ここ数試合を見れば、私は素晴らしい試合をした。スタンディングでもグラップリングでも、この試合を終わらせるために5ラウンドある。この試合に挑む準備はできているし、興奮している。パンチをもらうのは怖くない。激しいファイトが好きなんだ。私を知っている人なら誰でも知っていることよ」 ◆ラリッサ・パチェコ「伝説になるには、伝説を倒す必要がある」 「これは私が望んでいた戦い。この試合のためにずっと準備してきた。私は慎ましい始まりから来たけど、このステージとサイボーグとの戦いにとても満足している。この試合を数日後に控えて、私はここに来る準備ができているし、楽しみにしている。 伝説になるには、伝説を倒す必要がある。私がすでに成し遂げてきたことで、人々はすでに私を別格に扱っている。私がこのスポーツでどういう存在なのか、すでに理解してくれている。でも、間違いなくサイボーグに勝てば、私のキャリアの中で違う状態、違うポジションになるでしょう」