市川團十郎、息子・勸玄に“麻央さんの面影” パパの素顔を勸玄&麗禾が告白
歌舞伎俳優の市川團十郎が、あす15日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』(毎週日曜 後10:00)に出演。2年に及んだ襲名披露興行を終えた現在の心境や、家族と過ごすパパとしての様子を、息子で八代目・市川新之助を襲名した勸玄と、娘で市川ぼたんとして舞踊・声優業など活躍の幅を広げる麗禾を交えて明かす。 【写真】勸玄が考えたらしさあふれるクリップ写真 2020年に市川海老蔵から團十郎白猿を襲名した後、2年間の襲名公演を終えた團十郎は、襲名の計画が10年ほど前からあったと明かす。その間に、勸玄が新之助を襲名し、團十郎は父として子の成長を見守るなかで、先代の十二代目團十郎が自身に向けていた思いに触れる。「團十郎として生きる」スタートラインに立った今だからこそ思う、偉大な父への感謝とは。 團十郎の子どもたちがスタジオに登場すると、クリスマス特別企画と称して團十郎一家vs MC陣のゲーム対決を開催。負けず嫌いな親子が、井桁弘恵らと白熱の勝負を繰り広げる。子どもたちは“パパの通信簿”と題して團十郎の普段の様子を項目別に採点。ファッションや食事などプライベートでの素顔を明かすトークの数々に父はタジタジとなる。 さらに團十郎をよく知る人物として歌舞伎役者の尾上菊之助がVTR出演。同じ学校の同級生でもあった幼なじみの菊之助が、「悪ガキだった」という團十郎の幼少期や、父として“リーダーシップ”を取る現在の姿を語る。そして自身も来年、八代目尾上菊五郎を襲名し、團十郎と並び歌舞伎界の名跡を継ぐ菊之助。“令和の團菊”として、歌舞伎界に対し抱く意気込みに迫る。 息子・勸玄とともに、ロングランとなった襲名披露興行を駆け抜けた團十郎は、舞台を振り返るなかで、亡き妻・小林麻央さんに思いを馳せる。舞台上で堂々と振る舞う息子の姿に、麻央さんのDNAを感じ取ったという團十郎。時間を超えてつながる親子の絆、舞台上で“ママのことを感じる”という勸玄が、麻央さんの墓前で抱いた願いに、育三郎は心を打たれる。 今回のクリップ写真は、勸玄が考えたテーマ「面白い」をもとに撮影。「家族3人で丸を作る」という勸玄さんならではの発想が光る1枚となっている。