『帰ってきた あぶない刑事』は5月24日公開! 舞台は横浜、手放し運転でショットガン撃ちまくるのも「映画とは文化を描くもの」だからです
8年ぶりの第8作目がもうすぐ公開
あまりの人気ぶりに社会現象を巻き起こし伝説を作った、現在も圧倒的人気を誇る『あぶない刑事』(以下『あぶ刑事』)。その8年ぶりとなる映画最新作『帰ってきた あぶない刑事』が2024年5月24日(金)に全国公開を迎えます。公開に備えて、個性豊かな登場人物とクルマ、ストーリーをおさらいしましょう。 【画像】タカ&ユージといえばレパードでしょ!『帰ってきた あぶない刑事』に登場するクルマと登場人物を見る(17枚)
ニューヒロインを演じるのは俳優・土屋太鳳
テレビドラマ『あぶない刑事』の放送が始まったのが1986年10月。当時の最高視聴率は26.4%、その人気から翌年には劇場公開映画が製作・公開された。刑事ドラマというと過去にも名作はたくさんあるが、『あぶ刑事』はそれまでのどちらかといえばシリアスな人間刑事ドラマを描くスタイルとは方向性を変え、バディを組むタカ&ユージのキュート&ダンディなキャラクターを前面に押し出すものに。それが1980年代のカルチャー=文化に合わせた若者を中心に受け、その人気は40年を経た現在でも続いている。 ざっと紹介すると、テレビドラマはシリーズが2本とスペシャルが1本、映画版シリーズはこれまでに7本製作・公開されており、今回の『帰ってきた あぶない刑事』は、2016年の『さらば あぶない刑事』から8年ぶりの第8作目となる。 舞台はもちろん横浜。横浜港署を定年退職してニュージーランドで探偵稼業をしていたタカ(鷹山敏樹=舘ひろし)&ユージ(大下勇次=柴田恭兵)。しかし探偵免許を剥奪されてしまい、8年ぶりに横浜に帰って来ることに。懐かしさに耽る間もなく、事件に首を突っ込みはじめ、新しく開業したT&Y探偵事務所に母親探しの依頼にやって来た美女・彩夏(俳優・土屋太鳳)は、じつは自分たちと関係ある女性との間に産まれた娘なのでは? という疑惑まで。 過去の思い出と仲間を巻き込みながら、横浜で暗躍する陰謀に彩夏が巻き込まれたことで、タカ&ユージの刑事&ダンディ魂に火が点いた! 果たして刑事をすでに引退して探偵となったタカ&ユージは、今までのように港署刑事として復活し、横浜の街と娘(?)を守ることはできるのだろうか!?