驚くほどにジブリがいっぱい!【アニメレンタル週間ランキング】
トップ10にもジブリ作品が続々ランキング!
続いてトップ10の順位を発表! 有力作品のトップ10落ちがあったことで、20位までのジブリ旋風がランキング上位にどのような影響を与えたのか気になるところ。10位以内にいったい何作がランクインするのか? 3位を奪取した『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』は今週もその順位を維持できたのか? また『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の巻き返しはあるのか? ランキングの4位から10位までの気になる結果はいかに! 【4位(↓)】ルパン三世 VS キャッツ・アイ 【5位(↑)】もののけ姫 【6位(↑)】風の谷のナウシカ 【7位(↑)】となりのトトロ 【8位(↓)】劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 【9位(↑)】紅の豚 【10位(↑)】ハウルの動く城 10位から4位にもジブリ作品4作が入ることに。4位には先週3位だった『ルパン VS キャッツアイ』が、8位にはなんと4ランクダウンで劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が入るなど失速が続く中、ジブリ4作品はどれも順位を上昇させるなど大暴走する王蟲のような勢いでランキングを席巻。特に『ハウルの動く城は』は先週12位から13ランク、『紅の豚』に至っては24位から15ランクもアップするなど、一気にトップ10入りを果たすことになった。 話題性も抜群で、フランスで開催中の世界3大映画祭の一つであるカンヌ映画祭において、スタジオジブリに「名誉パルムドール」が授与されたほか、現在好評開催中の横須賀美術館の企画展「鈴木敏夫とジブリ展」の入場者が2カ月で10万人を突破。24日から札幌・サッポロファクトリー3条館で「アニメージュとジブリ展」が開催予定と、“ジブリ作品を見たくなる”要素に事欠かない状態が今も継続中。 上位の人気作のレンタルが一巡したタイミングの可能性があることや、ゴールデンウィーク中に視聴した利用者が別のジブリ作品を追加でレンタルしたことも要因の一つではあるだろうが、強力な新作が出てこない限り、この状況はしばらく継続することになると思われる。 それではベスト3のランキングを発表! 【1位(→)】映画『THE FIRST SLAM DUNK』 【2位(→)】映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』 【3位(↑)】千と千尋の神隠し 1位は順当に『THE FIRST SLAM DUNK』が獲得。総合レンタルランキングでは若干順位を下げたものの11位と相変わらず高い人気を誇っており、まだまだ首位は盤石と思われる。 2位は今週も『北極百貨店のコンシェルジュさん』がキープ。いまだに人気は衰えない状況が続いている。ただリリースから次週で一ヶ月となることから、今後はどれだけファンを惹きつけ続けることができるか、そして口コミなどで新規ファンに見てもらえるかが今後上位を維持するポイントになりそうだ。 3位に入ったのは舞台のロンドン公演が開幕し、現地ファンに絶賛されるなど話題沸騰中の『千と千尋の神隠し』。本作を筆頭に、なんと今週のランキング20位以内にジブリ作品が11作もランクインすることになった。3位は一ヶ月間順位が入れ替わり激戦区となっており、次週どの作品がその地位を占めることになるのか、その動向は気になるところとなっている。 怒濤のジブリラッシュだった今週のランキング。そんな一強状態がいつまで続くのか、新たな刺客がランク外がら現れるのか、予想が付かない次週の順位の動きに注目していきたい!
ライター 川畑剛