長崎県雲仙市長選挙、現職の金沢秀三郎氏が4選…「市民目線での市政運営をしていくことを誓う」
長崎県雲仙市長選は22日投開票され、無所属で現職の金沢秀三郎氏(64)(自民、公明推薦)が、多選阻止を掲げた無所属で新人の元兵庫県議小西彦治氏(53)を破り、4選を果たした。 【表】雲仙市長選開票結果
2005年以来、19年ぶりとなった選挙戦。金沢氏は3期12年の実績をアピールし、「急激な人口減を阻止するため、継続と改革を加速させる」と訴えた。
同市愛野町にある金沢氏の事務所では、当選確実の情報が伝えられると大きな拍手がわき起こった。金沢氏は「今後も市民の声に謙虚に耳を傾け、市民目線での市政運営をしていくことを誓う」と語った。
一方、小西氏は多選批判と共に、将来を見据えた財政改革を掲げたが、活動はチラシ配布などにとどまり訴えは浸透しなかった。
▽当日有権者数 3万3898人▽投票者数 1万2570人▽投票率 37・08%(2005年84・56%)