【阪神】下村海翔がトミー・ジョン手術 中日・草加勝に続き、またドラ1が今季絶望
阪神は11日、ドラフト1位の下村海翔投手(青学大)が右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、病院を退院したと発表した。復帰まで1年以上のリハビリを要する手術。今季中の登板は絶望的となった。2月1日には中日の草加勝投手(亜大)も同手術を受けており、ドラフト1位の投手がデビュー前に立て続けにメスを入れる異例の事態となった。 【写真】下村海翔、さわやかイケメンの素顔 下村は1月の新人合同自主トレで2度のブルペン入り。捕手を立たせての投球だったが、他のルーキーと同じようなペースで過ごした。春季キャンプは2軍。大学時代の疲労蓄積や1年時に右肘の手術を受けた経験もあるため、故障防止のために慎重なスタートとなった。キャンプ中のブルペン投球は2月10日の1度だけ。その後はキャッチボールは行っていたが、本格的な投球練習を行わないままだった。 ◆下村の入団後の経過 ▽1月9日 新人合同自主トレ開始。岡田監督は1軍キャンプ参加については「まだ分からない。大学で痛めたところもあるから無理する必要はない」と説明。 ▽19日 初のブルペン投球。捕手を立たせて7、8割の力で20球。キャンプ2軍スタートが決まり「やることは変わらない。もちろん1軍で活躍できるようにと思って練習したい」。 ▽23日 背中の張りにより別メニュー。25日に復帰。 ▽27日 2度目のブルペン投球で全力投球やカーブも含む20球。キャンプに向けて「もちろん実戦で投げることを目標に」。 ▽2月1日 キャンプ初日に新人で唯一、ブルペンに入らず。本格的な投球練習は第2クール以降と決定。 ▽2月10日 キャンプ初のブルペン投球で20球を投じ「しっかり腕を振って投げられた」。
報知新聞社