増上寺で節分追儺式、VRカメラで360度ぐるぐる
東京都港区の増上寺で3日、毎年恒例の節分追儺式(せつぶんついなしき)が開かれ、女優の中村玉緒さんや元フィギュアスケートの安藤美姫さんら各界の著名人らが「豆まき」を行い、今年1年の無病息災、災厄消除、開運招福を祈願。その様子を全天球カメラで撮影した(※お使いのパソコンやスマートフォンで再生できない場合があります)。
式では、裃をつけた今年の年男年女の人々らが境内を行列するお練りの後、餅つきと餅まきが行われ、女優の水谷八重子さんが和装で壇上に上がり、参拝客に餅をまいた。 豆まきでは、安藤さんのほか、元大関栃東の玉ノ井親方や幕内の勢(いきおい)関ら角界関係者や、歌手の平原綾香さん、元マラソン選手の瀬古利彦さんら多数の著名人と今年の年男年女も壇上に登場。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆やお菓子を投げると、訪れた参拝客は、懸命に手を伸ばして受け取ろうとしていた。 豆まきは計4回にわたって実施。その合間には、壇上に現れた鬼役の人を幼稚園児が豆を投げつけて退治する「鬼問答」も行われた。 全天球カメラの映像(※お使いのパソコンやスマートフォンで再生できない場合があります。スマートフォンでは、youtubeアプリでご覧いただけます) (取材・文 具志堅浩二)