映画『違国日記』ティザービジュアル

　新垣結衣と早瀬憩がダブル主演する映画『違国日記』の公開日が6月7日に決まった。また、劇中歌に元チャットモンチーの橋本絵莉子が参加することや前売り特典も発表された。 【写真】前売り券（ムビチケカード）特典は原作・ヤマシタトモコ描き下ろしのクリアしおり 　本作は、累計販売数170万部を突破したヤマシタトモコの同名漫画を映画化するヒューマンドラマ。 　人見知りな小説家の高代槙生（35）と、そのめい・田汲朝（15）の対照的なふたりの同居譚（たん）。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。 　主役の高代槙生を演じるのは、新垣結衣。新垣とダブル主演で田汲朝を演じるのはオーディションで選ばれた新人・早瀬憩。さらに槙生の友人・醍醐奈々役には夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役には小宮山莉渚。メガホンをとるのは、『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のかけがえのない関係と、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描き出す。 　本作のムビチケは3月15日に発売。前売り特典には、原作者・ヤマシタトモコによる槙生と朝の描き下ろしイラストが施されたクリアしおりに決定。2人が映画館に来たようなイラストとなっており原作ファンにはたまらない内容となっている。 　高校生になった朝が、所属する軽音部のバンドで演奏する劇中歌「あさのうた」の作詞・作曲を務めるのは、チャットモンチーでギター＆ボーカルを担当し、2018年にその活動を“完結”後、ソロ活動を開始、先日新アルバムの発売が発表された橋本絵莉子。槙生との共同生活を経て、自分の人生を手探りしながら日々成長していく朝の気持ちに寄り添う瑞々しい楽曲を提供。劇中では朝役の早瀬憩が橋本の歌う姿を彷彿とさせる熱唱を見せている。 　橋本は映画に参加する喜びを「ドキュメンタリーなんじゃないかと思うほど朝と槙生の暮らしが近くに感じられて、生き生きとしていて、生々しくて、綺麗だなあと思う瞬間がいっぱいありました。観た後餃子が食べたくなったので、翌日作って食べました。この映画を彩る一員になれたことが、とても嬉しいです。ありがとうございました」とコメントしている。 　映画『違国日記』は、6月7日全国公開。