安積高 吉田莉央さんと小林綾莉さん AI活用の課題解決アイデア発表 女性リーダー育成プログラム参加
福島県郡山市の安積高の吉田莉央さん(2年)と小林綾莉さん(1年)は7月29日から3日まで行われた女子高校生を対象とした次世代女性リーダー育成プログラムに参加し、人工知能(AI)を使った課題解決のアイデアを発表した。 東京都のPwCJAPANグループとスカイラボの主催。自発的に課題を見つけて解決策を練る「STEAM(スティーム)教育」を取り入れた内容で、全国11都県の15校から約40人が参加した。 2人は「AIと共存できる社会をどうつくるか?」とのテーマについて、オンラインで岩手、福岡両県の参加者と考えた。ユーザー役のPwC社員へのインタビューなどを基に、「小さい頃から一緒に生活し、自分自身をよく分かってくれるAIアプリ」を提案した。3日の成果報告会は英語で発表した。 吉田さんは「英語力向上の実践の場としてチャレンジした。議論は楽しかった」と語り、小林さんは「思考の幅を広めようと参加した。経験を今後に役立てたい」と意欲を見せた。