西武に“待望の勝利” 対ロッテ16連敗でストップ 渡邉勇太朗が負傷交代も6回途中無失点の好投 打線も大量8得点
◇プロ野球パ・リーグ 西武8-0ロッテ(29日、ZOZOマリン) 今季西武にとって天敵となっているロッテ。開幕から16連敗を喫している相手から、今季初勝利をつかみ取りました。 【画像】渡邉勇太朗投手の右足に打球が直撃 初回、制球に苦しむロッテ先発のカイケル投手からチャンスを作ると、4番・佐藤龍世選手がツーシームを捉えレフトスタンドへ。先制となる4号2ランホームランでリードを奪います。 西武先発の渡邉勇太朗投手はこのリードを守り切る投球。初回、2回をパーフェクトに抑えると、ストレート、カットボール、スライダー、カーブ、スプリットを駆使しロッテ打線を翻弄(ほんろう)。5回まで無失点に抑えます。 そして西武打線は6回、9番・古賀悠斗選手がロッテ2番手・中村稔弥投手から2点タイムリー2塁打。貴重な追加点で4-0、勝利にまた一歩近づきます。
6回、渡邉投手にアクシデント。ロッテ4番・ソト選手の打球がワンバウンドして渡邉投手の右足に当たると、倒れ込みます。1度は投球続行の意志を見せますが、負傷の影響で交代。それでも2番手・佐藤隼輔投手がこの後のピンチをしのぎきり無失点。ロッテに得点を許しません。 西武打線は9回にも5番・平沼翔太選手の2点タイムリー2塁打、 6番・外崎修汰選手の犠牲フライなどで4点を追加。8-0での快勝で、対ロッテ戦の今季初勝利を飾りました。