チームラボが「運動の森」や「捕まえて集める森」など新エリアを発表=2025年に豊洲で公開予定
年間250万人動員した豊洲の「チームラボプラネッツ」に新エリアが追加されます!! 【もっと写真を見る】
世界でインタラクティブ・アートミュージアムを展開するチームラボは、東京・豊洲の「チームラボプラネッツTOKYO DMM」(以下、チームラボプラネッツ)において、7月10日に発表会を行ない、ギネス記録の受賞と、同施設の新アートエリアを発表した。 2023年度の1年間で250万人超が来場! ギネス記録認定です チームラボプラネッツは2016年にお台場で開幕したのち、2018年からは豊洲に移し、1万平米を使った超巨大な没入空間だ。 Googleが発表した2023年の年間検索ランキング「Year in Search 2023」においても、「世界で最も人気のある美術館・博物館」において、ルーヴル美術館(パリ)、大英博物館(ロンドン)、オルセー美術館(パリ)、ロンドン自然史博物館(ロンドン)に次いで、5位にランクインしている。 チームラボプラネッツは、2023年4月1日から2024年3月31日の来館者数において、計250万4264人を記録し、単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館「Most visited museum (single art group)」として、ギネス世界記録に認定された。 現在のチームラボプラネッツは、4つの巨大な作品空間と、2つの庭園からなる「水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園」だ。 2025年初頭には大規模新エリアが誕生 「運動の森」 「学ぶ!未来の遊園地」 「捕まえて集める森」 チームラボプラネッツにて現在建設中の新エリアは、創造的運動空間「運動の森」、共創(共同的な創造性)のための教育的なプロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」、そして「捕まえて集める森」で構成される。新エリアでは10作品以上の作品群が展示され、オープンは2025年初頭を予定している。 「運動の森」は、「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」。来館者は、複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入する。 「学ぶ!未来の遊園地」は、共同的な創造性、共創(きょうそう)をコンセプトにした教育的なプロジェクトで、他者と共に自由に世界を創造することを楽しむ「遊園地」だ。 ハイライト動画「運動の森、学ぶ!未来の遊園地」 © チームラボ 参考動画 「捕まえて集める森」は、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい「学びの空間」。スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていく。 スマートフォンのカメラで、空間を歩いている動物を見て、そのカメラに写っている動物に「観察の矢」を放つと、現実の空間に矢が飛んでいきます。矢が当たると空間からその動物は消え、自分のスマートフォンに入り、コレクションされる。 ハイライト動画「捕まえて集める森」 © チームラボ 参考動画 文● みやのプロ(@E_Minazou) 編集● ASCII