岩手・宮城内陸地震から16年 栗原市で犠牲者に祈り
仙台放送
宮城県内で14人が亡くなり、4人が行方不明となっている岩手・宮城内陸地震から6月14日で16年です。栗原市では遺族や住民が犠牲者に鎮魂の祈りを捧げました。 栗原市耕英地区にある駒の湯温泉には遺族や住民およそ30人が集まり、地震発生時刻の午前8時43分に合わせて黙とうを捧げました。 岩手・宮城内陸地震は16年前の6月14日に発生し、栗原市では震度6強を観測しました。県内では14人が亡くなり、4人の行方が今も分かっていません。このうち、駒の湯温泉では地震による土石流で7人が犠牲となりました。 母が犠牲になった 菅原恵美さん 「毎年ですけど会いたい気持ちは強いので。今年も、会いたいねっていう気持ちで黙とうしました」 母と兄が犠牲になった 菅原昭夫さん 「毎年どこかで大きな被害、災害が起きていまして、どこで起きたことも皆さん一生懸命支援して思いをはせてほしい」
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