星稜激励会 センバツ旗届き闘志 「県勢初の優勝目指す」 /石川
<センバツ高校野球> 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する星稜の激励会が13日、同校で行われ、頂点に挑む選手たちに全校生徒からエールが送られた。鍋谷正二校長には毎日新聞の阿部浩之・北陸総局長から、開会式の入場行進で掲げるセンバツ旗が手渡された。大会の組み合わせ抽選会は15日にある。 激励会には1、2年生約1200人が出席。鍋谷校長は「この冬に鍛えた心と体は全国大会で戦うにふさわしいものになった」。生徒代表の久保絢子さん(生徒会副会長)は「日々の練習の成果を発揮し、一戦一戦勝ち進んでほしい」と述べた。さらに同窓会の宮野健二郎会長は「(甲子園では)たくさん校歌を歌いたい」と快進撃を期待した。阿部総局長は「期待の高さや重圧を楽しみに変えてくれれば」と語った。 山瀬慎之助主将(2年)は「県勢で初めて優勝旗を持ち帰る」と改めて宣言。大会注目右腕、奥川恭伸投手(同)は式典終了後、「目の前の1試合に全力を注ぐ」と話していた。また、毎日新聞社は同校に、大塚製薬の協力により製作した応援ポスターと91回大会記念スクイズボトルを贈った。【岩壁峻】