安倍派・池田佳隆議員の議員会館事務所など強制捜査 パーティー券事件
日テレNEWS NNN
自民党の派閥の政治資金をめぐる事件で、東京地検特捜部は27日午前、安倍派の池田佳隆衆議院議員の議員会館事務所など関係先に強制捜査に入りました。衆議院議員会館前から中継です。 自民党のパーティー券をめぐる事件で、特捜部はこれまで派閥事務所の家宅捜索を行っていましたが、27日に初めて、議員個人の関係先への強制捜査に乗り出しました。 特捜部は27日午前11時前、政治資金規正法違反の疑いで池田佳隆議員の議員会館事務所と赤坂の議員宿舎の家宅捜索にはいりました。 関係者によりますと、池田議員は、安倍派「清和政策研究会」のパーティー券をめぐり、直近5年間で総額4000万円を超える収支報告書に記載のないキックバックを受けたとみられています。 池田議員は今月に入り、去年までの3年間で総額およそ3200万円を派閥側から受け取ったとして、収支報告書を訂正した上、「(記載義務がない)政策活動費だと認識して受け取った」などとコメントしていました。 特捜部は、すでに池田議員から任意の事情聴取を行っているとみられ、今後、押収した資料なども分析してさらに詳しく調べるものとみられます。