チームで競え!安全運転 来年2月、セーフティードライブコンテスト 25日まで参加者募集 福島県いわき市
福島県いわき市は交通事故防止に向け、デジタル技術を使った市民参加型のセーフティードライブコンテストを来年2月に開く。参加者の走行データを基に危険な場所を地図上に落とし込んだ交通安全マップも作成し、市ホームページで公開する。12月25日まで参加者を募っている。 市によると、2023(令和5)年の市内の交通事故死者数は10万人当たり3.11人で、全国平均の2.14人を上回っている。コンテストはあいおいニッセイ同和損害保険と連携して進める。専用の車載タグとスマートフォンアプリを連携させて参加者の走行データを集める。 急ブレーキや急加速、速度超過などを感知し、安全運転度をスコア化する。3~5人で構成するチームで平均スコアの高い3チームを表彰し、ガソリンギフト券を1位に3万円、2位に1万円、3位に5千円分(いずれも1チーム当たり)贈る。 集まったデータを基に市内の急ブレーキ多発地点など交通事故リスクが高い場所を地図上に記し、来年4月上旬に公表する予定。
走行データはコンテストとマップ作成のみに使うとしている。 (いわき版)